Life #002

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 ご安心ください。
本ブログでは単なる精神論を滔々と偉そうに書き連ねるものではありません。
前回「百歳は宇宙だ」なんて述べましたが、未知の世界への比喩たとえです。
寿命を語るとなると説教臭がプンプンしそうですが、ここでは具体的にかつ身近な表現で人生のモチベーションが上がる内容にしたいと思っています。

 筆者自身、既に「後期高齢者」枠に入った人間です。
この「後期高齢者」と言う名称自体、人間の尊厳を踏みにじり、単に一生物として肉体の劣化を物理的に区分した品性の低いものとして許し難いのですが、皆粛々と受け入れているので本稿でも使わざるを得ません。

 それはともかく、自身の気持ちには老いぼれや老人、はたまたクソ爺いの自覚など微塵もありません。
しかし周囲は年寄り扱いです。鬱陶しくもあり、便利な面もあります。

 それはともかく己れの人生は己れのものであり、己れ自身で管理しなくてはなりません。
このブログでは、5S+2Cycleと定めたフレームに基づき自分の身の回りや過去の洗出し、見直しから始まり、ステップ・バイ・ステップで新たな人生の再構築を図っていくものです。

 何やら難しそうな感じがしますが、おそらくこれまでの仕事や日常生活で実践したことの転用と応用ですので肩ひじ張らず、力まず楽しみながら進めていきましょう。
百まで生きることにチャレンジするには、何より今から素直に自然に物事を捉える姿勢がもっとも大事だと思います。

 むろん人それぞれの個性と信条があり、暮らし方も千差万別ですから上手に取捨選択し、自分にカスタマイズしてくだされば幸いです。

 我が国の総人口は2022年時点で1億25百万人弱、これは世界11位に位置します。
その人口区分は?と言うと、お馴染みのピラミッドで表せば下図のようになります。

おうちの悩み.comより引用させていただきました

 正確には上図は2020年時点における2025年の推定ですが、着実にこのように推移しています。
2025年の予想図ですが、ほぼ近似的に今年2024年として見ても構わないでしょう。

 さてあなたは現在お幾つでしょうか? 探してみてください。
60歳のあなたでしたら、男性は現段階では一番人口の多い世代になります。お仲間は大勢います。

 百歳に向かって徐々に人口を減らしていきますが、昔とは違い、結構な数の方々が続々とその百歳に移行していきます。
その昔は百歳と聞けば「ご長寿!」と驚いたものですが、2023年現在で我が国には4万7千人強の方がジャスト百歳です。

 また百歳以上ともなると9万2千人強の方々がご健在で、今後もこの数は増えていく傾向にあることは先程の人口ピラミッドからも容易に推測できます。

 今の健康がそのまま維持できれば百歳を迎えることは簡単なことのようです。
ただし、ご自身の存在がこの世界の中心ではありません。
残念ながら日本や世界の社会及び経済状況の変化に巻き込まれ、人生を翻弄されるのが現実です。

 人口ピラミッドの下部分を観れば、日本の若人は顕著な減少一途を辿っているのが分かります。

 結果を予想すれば、あなたの年金は消えます。預けたはずの年金が戻ってきません。
これはまさにヤバいです。
「それじゃ、どうやって豊かに百歳まで過ごすんだよ!」とあなたは毒づくでしょう。
そのとおりです。このブログで保障できる話ではありません。

 しかし現実にその方向に日本は向かいます。
政治や経済の良し悪しをこの場で論議しても無駄です。

 残された道は、「自分は自分で守る」。家族の存在の有無は別として自分を変えていくしかありません。

 方法はいろいろあるでしょうが、その一つをこれから開陳していきます。
気長に読み進めてください。
決して難しい方法ではありません。自分と対話しながら考えと行いを進めていきましょう。

                                  By 百瀬 代次郎

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